コア形成
射出成形プラスチック部品の設計では、厚肉部の存在は避けるべきです。コア形成によって、これらの厚肉部の材料を局所的に除去することで、均一な肉厚を実現する手法となります。
機能
中子抜き(Coring)とは、厚肉部における樹脂材料の除去を指し、長い冷却時間、不均一な収縮、成形残留応力といった問題を回避するために実施されます。それを防止するため、金型内に鋼材を追加して中空部や開口部を形成し、部品内部にポケットまたは開口部(図1参照)を発生させます。
中子抜き方向
工具製造およびコスト面から考えると、コアは理想的には引き抜き線と平行に配置する必要があります。その他の方向にコアを配置する場合、側方向の作動(カム式、または油圧式)のいずれかを必要とし、それによって金型コストが増加します(図2参照)。ただし、巧妙な設計によって、同様の機能をより低コストで達成できる場合もあります。