次世代型エラスト駆動ベルトを探求する
エンジン効率を向上させるため、多くの自動車メーカーが従来のICE(内燃機関)で使用されるポリエステルベルトから、次世代フロントエンドアクセサリ駆動(FEAD)システム向けに設計されたエラストベルトへ移行しています。エラストベルトは、低摩擦性能と優れたパワートランスファー能力により、燃費向上と航続距離の延長に大きく貢献します。
このアプローチにより、エンジン設計者は、摩耗しやすく騒音やエンジン故障の原因となるオルタネーターオーバーランニングプーリーや自動テンショナなど複数のベルト駆動部品を削減できます。設計の簡素化に加え、エラストVベルトへの移行はコスト削減も実現します。
Stanyl® PA46は長期にわたり高い張力を維持
- 応力緩和後に同じベルト張力を得るためには、PA66ベルトは1リブ当たり50N高い初期張力が必要です。
- これにより、ベアリングハブ荷重やベアリング摩耗、摩擦が増大します。
- 摩擦が増加するとPA66ベルトの温度が高くなります。
- 温度上昇により、PA66ベルトの劣化速度はさらに加速します
Stanyl® PA46はPA66に比べ大幅な効率向上を実現
- 2,000 rpmにおける摩擦損失が約100ワット低減
- 2,000 rpmにおけるベアリングおよびベルトトルクが約0.5 Nm低減
- 燃費向上(CO2排出量がPA66比で1 g/km低減)
- CO2:2 g/km(EUにおける車両1台あたり190ユーロのペナルティ)